T-ALBUM別所哲也の写真や思いなど

Dialy2009/08/10

マランドロ 名古屋公演終了とお詫び!!

マランドロ、、名古屋も、熱く終了しました。東京に負けず劣らずのお客さんの熱いまなざし、、、。

会場に足を運んでくださった皆さん、ありがとう。大阪でも仙台でもこのマランドロの持つ世界を、あと数回、皆さんと楽しんでいければと思います。

改めて、、、、、。
今思い出しても、東京千秋楽は、とても複雑な日でした。

僕は常々、俳優を人生の道に選んで、、、、、、、たくさんの人と、人間の持つ不可思議さや、人生の魅力、人間くさい感動、、、を分かち合うことこそが、自分の真ん中にあることだと思ってやってきました。
だから自分のかかわる作品や、俳優以外の仕事や映画祭でも、これが自分にとって大切だと思える自分発信の表現に共感してくれる応援者には勇気付けられてきました。いまでも本当に感謝しています。

でも、どこかで自分自身の人生やプライベートを切り売りするような生き方はしたくない、、とも思っているのです。
価値観や、考え方、人生の見つめ方を分かち合えることはすばらしいけれど、プライベートな自分と、舞台や、表現の場にい立っている自分は、図形で言えば、、、完全に同一ではなくて、どこかがかけたり、どこかが大きかったり、、、、、同じカタチではないのかもしれません。

だからとっても不安にもなるのです。

自分の生き様そのものが、たしかに演技にも言動にも表れると思います。
でもそれは仕事や作品に反映していかなければならないこと、、、。プライベートをさらけ出して、話題をつくっていくことではないような気がします。

今回の結婚報道についてもどこまで、何を、話すべきか、、、ここ数ヶ月  本当に迷い、考え、決断したのです。役者仲間には、一切そのようなプライベートを表にだして語ることをしない方もいます。

僕の想いはひとつでした。
応援してくれている人。ぼくという人間に興味を持ってくれている方々、仕事仲間に、不誠実にならないように、という想いが強くありました。
でも、他の仕事をしている人同様、自分のことを想ってくれている、気にかけて生活してくれている人がいる、、その皆さんに、ちゃんと報告しなければ、、という想いからの発表でした。

事態は、さまざまの予測不可能なことで、常識的なカタチや、当初予定したようなご報告にはなっていなかったかもしれません。

名古屋公演でいただいた、何通ものファンレターの中に、ファンサイトでまず、報告されず、アメブロに掲載された、、、という誤解があったのですが、第一報は、7月16日。ファンサイトでの報告と決めていました。これは、マランドロの東京公演、千秋楽には、、ということと、これがけじめだと想っていたのです。一部の方だけにならなように、舞台公演のトークイベントなどでも、発表はさけました。

その直後、ネットメディアでの報道が始まり、ファンサイトは一時 サーバーダウンとなり、マスコミ各社からも情報にアクセスできない、、などの苦情が相次ぎました。T-VOICE会員の皆さんにも見ていただけない状況になったのです。
その中で開設したばかりのアメブロに併載することで、サーバーダウンによる、ファンの皆さんやマスコミの皆さんに想いがとどかないままにならないようにという配慮でした。それが、大切な応援してくださっている皆さんには、仇になってしまったのかもしれません。
もしそうだとしたら、ごめんなさい。

アメブロは、旧知の知り合いからの紹介と、映画祭やショートフィルムをもっと広めるための場として、スタートしたものです。もちろん僕自身の発信の場でもあります。

また
今回、一部のメディアの芸能レポーターによる、事実に基づかない表現がTVであったようです。
その影響か、妻の背景もまったく違うものが報道され、名古屋の楽屋を訪れてくれた、TV局スタッフとも驚きの会話をしました。

逆玉などとも言われ、、、、、。いままで積み重ねてきた、人生を、あっさり一蹴されたように気分になり、正直、タフな精神もかなり傷つきました。

本当に誤解や憶測は怖いものです。だからこそ、しっかり僕自身も伝えなければならいのですね。でも相手は公人でも芸能人でもなく、自分の人生を表にだして生きてきた人ではないし、僕自身が映画、演劇で、皆さんと感動でつながることを、応援してくれている人でもあります。

どこまで何をさらけ出したら、いいのか、、、本当に困惑することもあります。

これが偽らざる想いです。

そんな中、名古屋でも、また事務所にもたくさんのお祝いメッセージをお送りいただき、、感謝してもしきれません。

これからも皆さんの暖かい想いに応えていけるように、日々、仕事に打ち込んでいきたいと思います。

別所哲也

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