タイムスリップを感じる街・・・。
皆さんはそんな思いをしたことはありますか?
そっくり昔に戻った気分になるここコタバルは、クアラルンプールから北上すること300km強のところに位置する港町。
何故か幼い時に見たような感じがする景色なのです。
そしてコタバルというところは、流行や刺激とは無縁の生活を営まれている場所。
同じマレーシアのクアラルンプールともまったくといっていい程、時間の流れ方も違います。
何がこの街をそうさせるのか・・・。
その答えはハッキリ出せません。
ただ言えることは、僕自身都会育ちではないから、その空気に馴染むのに抵抗はありませんでした。
正直、観光で行くのは容易ではないところ。
いや観光地になることは、コタバルに昔から伝わる凧を用いて祭っていた「風」も許さないに違いありません。
もっとも僕も観光地化することには賛成しません。
言ってしまえば僕の胸の中にあのままで保管しておきたい・・・心からそう思える場所なのです。